禁煙したい方に朗報です!
経口禁煙補助薬「チャンピックス」が発売されました。
2008年5月8日に日本初となる経口禁煙補助薬のバレニクリン酒石酸塩(商品名:チャンピックス錠)が発売されました。適応は、「ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙治療」です。これまでわが国の禁煙治療では、ニコチンを含有するガム製剤(OTC薬、商品名:ニコレット)と貼付剤(商品名:ニコチネルTTS)が、ニコチン代替療法における禁煙補助薬として使用されていますが、経口剤は存在しませんでした。

日本ではニコチン依存症が新たな治療対象疾患として認知されるようになり、2006年6月の診療報酬改定で「ニコチン依存症管理料」が新設され、ニコチン製剤を用いた外来禁煙治療に保険を適用することが可能となりました。ただしニコチン代替療法は、ニコチンによる血管拡張作用のため、副作用として頭痛やめまいなどを生じることがあるほか、不整脈や虚血性心疾患などの患者には使用できません。また貼付剤は、肌がかぶれやすいといった欠点もあります。
今回、製造承認を取得したバレニクリンは、ニコチン性アセチルコリン受容体の部分作動薬です。ニコチン受容体は、ニコチンが結合するとドパミンが放出され、強い快感や報酬感をもたらします。これがニコチン依存の原因とされます。バレニクリンは、ニコチンに代わってニコチン受容体に結合することで、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。またそれと同時に、ニコチンに先んじてニコチン受容体を占有することで、再喫煙した場合にも満足感が得られにくくなり、禁煙を持続しやすくなる効果が期待できます。
当クリニックでは発売と同時に導入し、禁煙治療外来に役立てております。ご興味のある方は、専門外来で一度受診くださいますようご案内申し上げます。
参考ホームページ;
http://sugu-kinen.com/med